大阪・吉村知事、自粛解除の基準公表(全文3)連続7日間というルール
1つでも点灯したら自粛要請すべきか
毎日放送:毎日放送の柳瀬です。すいません、知事、会議の中で、警戒信号が3つとも点灯した場合、自粛要請、対策を段階的に実施というふうに出てた中でも、藤井部長なんかは1つでも点灯した場合、自粛要請を対策的に、段階的に実施するべきじゃないかというふうな意見も出てたと思うんですけれども、あらためてこの警戒信号3つ全てが点灯した場合に自粛要請を段階的に実施すべきと思うのか、それとも1つでも点灯した場合にやられるべきだと思うのか、その辺りあらためていいですか。 吉村:これは単純に1つとか3つとかいう言い方をすると、1つにしたほうが厳しく見ていいんじゃないかとかいろんな意見が出ると思いますが、ただ、中身の数字が大事で、じゃあ1つにしたとしても、この例えば1以上としている増加率についても、これを1.5にしたらやっぱり危険な数字になってくるので、そういった意味ではこれは3つ、この3要素を合わせて危険度を測ろうという前提で作っていた数字なので、だからそういう意味ではこの3つが同時にともったときを判断すると。 よく総合的に判断といいますが、総合的ってどうしても主観が入っちゃうので。でもこれは数字をもってある意味、この3つをかぶせることで、より上がり度を的確に把握する。それから新規陽性者の発生状況、陽性率。という意味で、この3つの要素を合わせたときに適切な数字って考えたときに構成したものなので、だからこれは3つでやったほうがいいと思います。 単純に子供の使いじゃないですけど、いや、1つでもやったほうがいいっていうんであれば、ある意味、全部消して、リンク不明者数を例えば50人にするだとか、それ指標1つになってるけど危険度は増したりしてますので。しかもそれだけで本当に危険度を測れるのかっていうこともあるから、そういった意味では1つか3つかによって、3つのほうが緩く見てるというよりは、この3つを有機的に考えたときに最も適切にボタンが押せるのはこの数字だという考え方でいいかと思います。 毎日放送:ありがとうございます。 吉村:部長はたぶんこの数字は初めて見たと思うので、まちづくり部長は。だからそういう意味で質問したと思いますが、この数字の組み立て方というのはそういう組み立て方をしています。