大阪・吉村知事、自粛解除の基準公表(全文3)連続7日間というルール
学校現場は難しいかじ取りになりそうだが?
毎日新聞:あと、すいません、学校なんですけれども、5月末までの休校ということで、府教委のほうでシミュレーションを6月8日以降にした場合、夏休みと冬休みの短縮、土曜授業というのが実際に出てくるかと思うんですけれども、そこの学校現場、難しいかじ取りにもなってくると思いますが、受け止めをお願いします。 吉村:まず、5月末まで通常授業をしないということを今日、決めましたので、臨時登校日をやって子供たちの心のケアとかそこは、児童虐待防止とかそういうことはしっかり力を入れたいと思いますが、通常授業は開始しないと。1日だいたい2時間から3時間、1回2時間、3時間なので、通常授業はやらないという前提です。ですのでそういう意味では授業時間の確保というのはかなり厳しい状況になっていると思います。もうこれで4月と5月が丸々つくれないわけですから。もっと言えば3月からこれは休校も始まってるし、新年度で言うと4月、5月がつくれなくなったので、じゃあ次6月からフルでできるかどうかっていうのは、ここはもう今後の状況とか、国が学校についてどう判断するかというのはあると思うので、授業時間の確保という意味では非常に厳しくはなってきていると思います。 だから無理に3末までに終わらせるというよりは、僕はもう1年半掛けて9月までに終わらせる、9月入学というのも1つ視野に入れてもいいんじゃないかなというふうには思います。だから9月末にやるっていう意味じゃないんだけど、実際に、じゃあ本当に詰め込んで3月までに終わらせるのがいいのかどうなのか。もうこれはコロナがある、第2波、第3波が来るかもしれないといわれている中で、今までより詰め込まなきゃ駄目なんで、だからそういう意味ではかなり厳しい時間、タイムスケジュールにはなってきているなと思います。 毎日新聞:ありがとうございます。 司会:ほかにございますでしょうか。