大阪・吉村知事、自粛解除の基準公表(全文3)連続7日間というルール
オンライン授業ができるよう強く働き掛けたい
吉村:それから、やはり第2波、第3波に備えるために、今日もやりましたけど、6月末までには府立高校でオンライン授業が必ずできるように、ここは強く働き掛けをしていきたいと思います。やり方はいろいろもう任せて、あると思いますけども、それは100%の仕組みじゃないかもしれませんが、やっぱり見てるとどうしても公立と私立の差っていうのは出てきています。私立はもうオンラインをどんどん始めてますから。そういった意味ではやっぱり公立もここはちゃんとやらないと教育格差がどんどん出てくるし、ひょっとしたら第2波、第3波が来たときにまた休校ってなったときに、そのときにオンライン授業がちゃんとできるように、6月末までには府立高校で整えたいと思います。
全てひっくるめてという認識でいいのか
関西テレビ:すいません、関西テレビです。まず1点、先ほど話もあったんですけど、休業の解除ってなったときに、先ほどはクラスターが発生したような業種じゃなければ一部というよりは大きくっていう話だったんですけど、それはもう、例えばパチンコとかいろんな業種、飲食店とか今やっていますけど、もう全てひっくるめてっていう認識でいいんですか。 吉村:それ自体を他府県とは協議したいと思っていますが、今の僕の認識としては、そういう業態であったとしても、例えばきちんと距離を置くだとか対策を取るということを前提にして、感染防止策っていうのはそれぞれきちんと、これは国でもマニュアル作るとは言っていますが、感染防止策を取った上で、その範囲をどこまでにするかっていうのはしっかり考えて結論は出したいと思います。ここは他府県とも協議したいと思います。 1つ言えることは、クラスターが発生した夜の接客を伴うお店、そしてライブハウスのような小屋で大きな声を出したりする、音楽をやったりするようなところは、これが緑になっても5月末前に解除するということはないと思います。
一部範囲がかぶっているのでは?
関西テレビ:あと、すいません、お話が出てたら申し訳ないんですけど、基準の中の1つのリンク不明者数のところで、警戒信号が5から10人以上で消灯基準が10人未満と、一部範囲がかぶってると思うんですけど、そこってどういうふうに。要は5人から10人以上ってなったら5から10の部分の数字がかぶってくると思うんですけど、そこってどういうふうに判断されるのかっていう。 吉村:なので、この3つがそろったときにボタンを押しますので、基本的に5人以上でなればボタンを押すということにはなるんだろうというふうには思います。ただ、リンク不明というのが5人ちょうどで、1以上というのも7%も非常に同じような数字ですれすれで、これはもう本当にボタンを押すべきかどうなのかなというときもありうると思うので、これは僕の裁量という意味で。でも裁量を設け過ぎると基準の意味がなくなるので、10人までは一定の裁量範囲として、絶対数という意味ではやはり一定、裁量が要るのかなと。その2つは移動平均でやっていますから傾向をつかめますけど、リンク不明者数というのはそのときの数なので、そういう意味では一定のこの幅の中で僕自身も判断させてもらったらなというふうに思います。 すいません、訂正。リンク不明者数も移動平均で見るわけですけど、これはもう移動平均なので、7人の単位にはなってくるんですけど、さっき言ったとおり絶対数なので、5から10っていうのが過去の実績を見ると適切な数字だと思うんですけど、ちょっと幅が、5人ちょうどというのと幅があるので、その移動平均を見る中で、ここはある程度、知事として判断の、5人から10人の幅を絶対数のほうは持たせてもらいたいということです。 司会:ほかにございますでしょうか。