大阪・吉村知事、自粛解除の基準公表(全文3)連続7日間というルール
大阪府の吉村洋文知事は5日夕、新型コロナウイルス対策本部会議の会合後に報道陣の取材に応じた。 【動画】大阪府、自粛解除の基準「大阪モデル」を公表へ 新型コロナ対策本部会議 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府、自粛解除の基準「大阪モデル」を公表へ 新型コロナ対策本部会議(2020年5月5日)」に対応しております。 ◇ ◇
15日以降の解除基準は?
毎日新聞:すいません、毎日新聞の芝村です。15日以降の解除の基準について、何度か判断をしたらいいっていうふうに知事は先ほどおっしゃったと思うんですけれども、具体的に緊急制限が延長される中で、何回ほど解除というのは判断をするべきというふうに思われますか。 吉村:いや、解除のボタンを押すタイミングっていうのは、これは僕らも毎日分かるわけなので、7日以降、毎日分かるわけなので、15日の一時点だけで判断するというよりは、その後の視点もその判断材料に、この運用ですよね、「大阪モデル」の運用は15日以降ということで僕はいいんじゃないのかなというふうには思います。5月31日までが緊急事態宣言の期間中ですけど、もう15日でこの「大阪モデル」でボタンを押し始めるわけなので、じゃあ17日、18日とやらない理由はないのかなというふうに思いますから、この「大阪モデル」の運用は15日以降という考え方でいこうかと思います。
随時判断していくということか
毎日新聞:随時判断していくという流れに。 吉村:そう、連続7日間というルールなので、連続7日間で見ていって、緑のボタンを押す状況になっているのかどうかっていうのは毎日判断できるので、そこで判断したいと思います。だからある意味、これは僕らだけじゃなくて府民の皆さんも判断できるので、そういう意味で見える化は図れているのかなと思います。どうしてもこれ実態と合わへんなんかっていうのがあれば、もう僕はこれはこういう理由でどうも合わないからこうしますっていうのは、これはあり得るかも分かりませんが、ただ、そういうのはまったくなしに、なんか政治家と専門家の意見だけでわっと決めるほうが恣意的なので、今回の数字で、これをまず、絶対するわけではないですけれども、1つの出口戦略として判断していきたいと思います。 毎日新聞:解除される業種についてなんですけれども、兵庫とか京都とかも調整していきたいというふうにおっしゃっていらっしゃいまして、いつまでに具体案を決めていきたいというふうに思われていまですか。 吉村:15日までに。 毎日新聞:15日までに。 吉村:全員の同意は取れないかもしれないですよ。でも大阪だけが単体でやるというよりは、やっぱりできれば調整したほうがいいし、共同で京都と兵庫も、仲間の都道府県なので一緒にやりたいとは思いますが、ただどうしてもこれ調整が、それぞれの考え方がありますので、それぞれ選挙で選ばれた首長がいて、最終責任者がいるので、どうしてもまとまらなければ大阪府は独自にやっていきます。でも調整はやりたいと思います。