【母親裁判詳報④】「地獄は死んでから行くところじゃなくていま目の前にあるんだね」
Q)事件当日、瑠奈被告と修被告が出発した後、修被告と連絡を取ったか A)娘が修被告と出た時にはお役御免だと思っていたので確認する習慣がなかった。 お任せして安心という感じ Q)修被告に任せているから安心? A)そうです送り出したあとはなるようにしかならない Q)浴室で何を見た? A)そばによって見たわけではないが、衣装ケースの小さめのものに、水が入っているな、 黒いものがごみ袋かなと思った。
Q)首を見てどんな気持ちになった A)(しばらく沈黙)(涙ぐみながら) ちょっと来てみてと言われていったら、それがそこにあって、絶望的な気持ちになって。 最愛の娘が取り返しのつかないことをしてしまったと思った。常軌を逸しているのは分かったが、 娘の気持ちに合わせてすごいねと言ったはず Q)ほめたとかそういうのではない? A)決してほめようという意識はない。娘の様子が壊れているというか。 今まで妄想はあってもそういうことをしたことはなかった。あまりにも常軌を逸している Q)撮影を手伝ってほしいと言われたことに関してどう思った? A)(瑠奈被告に)「浴室で」と言われ、その前に見た頭部の映像をフラッシュバックした。 浴室でまた見なくてはいけない。自分の精神が耐えられるか自信がない。 (瑠奈被告が)普通に言っていることを無理と言えず、 カメラが苦手だから修被告に(撮影するように)言ったと思う
Q)どういう状況で写真を見せられた? A)2階のリビングでチェキを見せられた。見たくない気持ちが強くて、さっと見たら 「ちゃんと見て」と言われ、3枚まで見たが4枚目は見られていない Q)(事件翌日の)新聞で察してから逮捕まで修被告と話し合ったことは? A)どうしようとかいう話は一切ない。 「地獄は死んでから行くところじゃなくて・・・(沈黙)・・・今、目の前にあるんだね」 (泣きながら)。起きたことに対しての話はしていない。 浩子被告は初公判で起訴内容を否認していて、「ほう助」という罪が成立するかが争点となっています。 きょうの公判は夕方まで続く見込みです。