さすがの嗅覚にびっくり 警察犬と園児触れ合い/八戸
23日の勤労感謝の日に先駆けて、八戸市のマリアンハウス幼稚園(柳町勝司園長)で11日、八戸警察署の署員を招いての職業体験イベントが開かれた。園児約50人が、警察犬による実演や鑑識体験などを通じて、職業理解を深めた。 園児が地域の安全を守る警察官の仕事への理解を深め、感謝の気持ちを伝える機会として、毎年開催されている。今回で4回目。 この日は、青森県警嘱託警察犬の「アリーフォムハウスソトワ号(愛称・アリー号)」が来園し、4つのさらしの中から、園児の臭いを染み込ませたものを選別。自慢の嗅覚で見事当たりを引くと、園児たちから拍手が沸き上がった。 また、壁や床などに付着した指紋を浮き立たせる鑑識の「指紋検出」体験も行われ、子どもたちが同署刑事第一課の松本卓也鑑識係長のアドバイスを受けながら、捜査のノウハウを学習。帽子やヘルメットを着用しての写真撮影も行われ、警察官気分を堪能した。 中村晴愛(せら)ちゃん(6)は「警察犬の鼻が良くて、本当に驚いた。帽子もかぶれてうれしい」と喜びを表現。善岡日飛(はると)君(6)は「警察犬も制服もかっこいい。将来は警察官になりたい」と目を輝かせた。
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