既婚者が教える「同棲・同居前に話し合っておくべきこと」ランキング 2位は「連絡に関すること」、1位は
株式会社LIFULL(東京都千代田区)が運営する不動産・住宅情報サービス『LIFULL HOME'S』は、このほど「同棲・同居前に話し合っておくべきこと」に関する調査結果を発表しました。同調査によると、同棲・同居前に話し合ったことがある夫婦のほうが「夫婦仲が良好」の割合が15ptほど高いことがわかりました。では、同棲・同居前に話し合っておくべきことにはどのようなことがあるのでしょうか。 【調査結果】同棲・同居前に決めたことランキング 調査は、1都3県在住のパートナーと同居している既婚男女2558人を対象として、2024年7月にインターネットで実施されました。 はじめに、現在のパートナー(夫/妻)と「一緒に住んだタイミング」を尋ねたところ、「結婚後」(40.6%)が最多となったものの、「婚約・結婚前」(38.4%)や「婚約中」(19.5%)など、結婚前から一緒に住む人が多数派となりました。 また、同棲・同居前に「話し合ったことがある」人は全体の66.5%。夫婦仲を「良好」と答えた割合を同棲・同居前に話し合ったことがある人とない人別に調べたところ、「事前に話しあったことはない」と回答した人が64.3%だったのに対して、「話しあったことがある」と回答した人では78.8%となり、約15ptの差がつきました。 そこで、現在のパートナーと一緒に住むにあたり「事前に話し合ったこと」を教えてもらったところ、共働き世帯・配偶者控除世帯・専業主婦/主夫世帯のいずれも1位「お金の管理方法」(共働き世帯48.3%、配偶者控除世帯44.6%、専業主婦/主夫世帯37.5%)、2位「生活費の分担(家賃・食費・光熱費など)」(同38.2%、同29.1%、同24.2%)となり、お金にまつわる項目が上位を占めました。 話し合った内容ごとに、夫婦仲が「良好」な人がどれだけいるかを調べ、割合が高い順に「同棲・同居前に話し合っておくべきこと」としてランキング化したところ、1位「家事分担」(夫婦仲の良好割合84.4%)、2位「連絡に関すること(方法・タイミング・頻度など)」(同84.2%)、3位「されたら嫌なこと/譲れないこと」(同83.9%)という結果になりました。 また、世帯別のランキングでは、総合1位の「家事分担」(共働き世帯84.7%、配偶者控除世帯85.2%、専業主婦/主夫世帯81.8%)は、共働き世帯・配偶者控除世帯・専業主婦/主夫世帯のいずれにおいてもTOP5にランクイン。 事前に話し合った内容の3位だった「家事分担」は、共働き世帯の29.1%に対し、専業主婦/主夫世帯は16.3%と差がありましたが、専業主婦/主夫世帯でもしっかり話し合っておくことが重要であることがうかがえました。 なお、共働き世帯・専業主婦/主夫世帯ともに1位は「連絡に関すること(方法・タイミング・頻度など)」(共働き世帯85.7%、専業主婦/主夫世帯84.1%)でした。 最後に、パートナーの「家事」に関する不満について、「家事を担当したがらない」「担当の家事をし忘れる」「家事の質が悪い」「どちらでもない家事を率先してやらない」の4項目で聞いたところ、全ての項目で女性の不満が男性を上回る結果となりました。 中でも、「どちらでもない家事を率先してやらない」については不満を抱える男性が30.3%なのに対し、女性は56.0%と大きな差がみられたそうです。
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