大阪湾のクジラ死ぬ 1月から周辺で目撃
大阪府と大阪市でつくる大阪港湾局は19日、堺市の大阪湾内でクジラ1頭が死んだことを確認した、と明らかにした。1月から周辺海域で目撃されていた個体とみられ、動かずに漂流していた。 府によると1月12日、神戸市の六甲アイランド近くの沿岸などで、クジラの目撃情報が神戸海上保安部に相次いで寄せられていた。その後大阪府方面へ移動し、同23日からは堺市の沿岸部周辺で潮を吹いて泳ぐ姿が確認されていた。クジラは推定約12メートル、重さ約20トンの雄とみられる。 様子を見に来た大阪府岸和田市の60代男性は「かわいそう。どうして大阪に迷い込んでしまうのか」と話した。