阪神・小野寺 レギュラー争い参戦へ打率アップ決断 長打狙いで「ダメなことばっかりだった」
「フェニックス・リーグ、ハンファ(降雨中止)阪神」(19日、ひなたひむかスタジアム) 阪神・小野寺暖外野手(26)が19日、来季のレギュラー争い参戦へ向けて「打率アップ」をテーマに掲げた。 今季は6月19日に左手首の靱帯(じんたい)を損傷し、2軍での長い調整期間を強いられた。シーズン終盤に1軍に復帰したものの、打率.148と低迷。「長打を増やしたいとかいろいろ考えてダメなことばっかりだった」と反省を口にした。「打率がないと(1軍に)戻れない」ことも改めて痛感。「なんで今、ヒット出てるのか考えて」と思考を深め、レベルアップを目指していく。 宮崎合流後は2試合連続で2安打を記録した。「(今季は)悔しいシーズンだった。監督も替わるし、レギュラー争いに加われるようにアピールしていきたい」。フェニックス参戦最年長の猛アピールはここからだ。