【マリナーズ8－3パドレス】＠ペトコ・パーク

キャリア2度目の両打席アーチを記録したマリナーズのカル・ローリー（MLB Advanced Media）

　日本時間7月10日、ア・リーグ西地区の首位に立つマリナーズは敵地ペトコ・パークでのパドレス2連戦がスタート。その初戦は序盤から得点を重ねて最大7点のリードを奪い、最終的には8対3で快勝した。マリナーズ先発のローガン・ギルバートは8回途中まで4安打3失点という好投を見せ、6勝目（5敗）をマーク。パドレス先発のアダム・メイザーは2本塁打を浴びるなど5回途中7安打5失点でマウンドを降り、3敗目（1勝）を喫した。 【動画】カル・ローリーが松井裕樹から17号2ランを放つ（MLB.comより） 　初回にフリオ・ロドリゲスのタイムリーで先制したマリナーズは、2回表にタイ・フランスのタイムリー二塁打、3回表にカル・ローリーの16号2ランで追加点を奪い、4点をリード。5回表にロドリゲスが9号ソロを放つと、7回表にはローリーがパドレス3番手の松井裕樹から17号2ランを放ち、自身2度目となる1試合両打席アーチを達成した。7回裏にジェイク・クロネンワースの13号ソロ、8回裏にもカイル・ヒガシオカの11号2ランで反撃されたものの、9回表にビクター・ロブレスのタイムリー二塁打でダメ押しの8点目。8対3で勝利し、2位アストロズとの2ゲーム差をキープした。 　前回登板で12試合連続無失点がストップしてしまったパドレスの松井は、5点ビハインドの7回表に3番手として登板。先頭打者を空振り三振に仕留めたあと、二塁打と暴投でピンチを招き、ローリーに17号2ランを被弾した。二死後にヒットを許したが、フランスをサードゴロに打ち取って3アウト。1回3安打2失点で今季の防御率は3.89となった。チームは今日が95試合目。松井はリーグ7位タイの42試合に登板しており、シーズン70試合以上に登板するペースとなっている。