「スカイ パリ」「エッジ パリ」の走り心地は？

メディア向けに開催された試走会でシューズを試すことができた

メディア向けに行われた試走会時に「スカイ パリ」「エッジ パリ」を実際に履いて走ることができた。それぞれ2kmほどの距離しか試せていないが「スカイ パリ」の方は、とにかく跳ねる。ストライドが伸びる感覚もスピードが増す感覚も凄かったのだが、筆者の脚力・走力では長い距離では明らかにオーバースペックな印象だった。 一方の「エッジ パリ」。こちらも反発性は高いのだが、コントロールしやすく、安定感もある。自然にスピードアップができる感覚だった。シューズのポテンシャルを使い切れるかはさておき「レースでも履いてみたいかも」と思わせてくれるシューズだった。

先日の東京マラソンで3位になったヴィンセント・キプケモイ・ゲティッチ選手は「スカイ パリ」について「スカイ プラスに比べてスカイ パリはより軽く、より弾むようなシューズへと進化し、自己ベストを更新する自信を与えてくれました」とコメント。 今年のニューイヤー駅伝2区で区間賞を獲得、昨年の日本選手権10000mでも2位になっている太田智樹選手「エッジ パリ」について「エッジ プラスも素晴らしいシューズでしたが、エッジ パリは走り終えた後の足先へのダメージも少なく、自己ベスト更新を目指すランナーへおすすめできるシューズです」と話している。 今夏のパリ五輪で「スカイ パリ」「エッジ パリ」を履いて躍動するランナーの姿を楽しみに待ちたい。