【1970年代の“ポルシェ・デザイン”が復刻】ミリタリーからユーティリティへ進化した伝説的クロノグラフ
ポルシェ・デザインは、1970年代の象徴的なポルシェ・デザイン“ミリタリー・クロノグラフ”を最先端のテクノロジーで再解釈した最新作“クロノグラフ1 ユーティリティ・リミテッド・エディション”をリリース。2024年5月より、世界限定250本の販売を指定販売店にて開始した。 【画像】作り込まれたディテールに注目!帰ってきたポルシェ・デザイン 国際的な空軍と海軍の間で伝説的な地位を獲得していた“ミリタリー・クロノグラフ”を40年以上の時を経て復活させた本作は、ケースに初めてチタニウムカーバイド(炭化チタン)が使用されたブランド初のクロノグラフであり、イノベーションの推進者としてのポルシェ・デザインの地位を強調したモデルだ。 マットブラックの文字盤は、1970年代のミリタリー・クロノグラフへのオマージュとして、3つの積算カウンターに歴史的フォントを使用。明るい青色に光るスーパールミノバが使用されているため、暗闇での読み取りやすさを実現。アメリカ空軍飛行隊の軍用バージョンの文字盤4時~5時の間の位置に描かれていたトラの頭の紋章は、“マンカイ(Mankei)”と呼ばれる、叫び声をあげているマーモットのイメージへと変更された。 このマンカイのアイコンは、フェルディ・ポルシェが自動車愛好家向けに新しくオープンした施設“マンカイヴィルト(Mankeiwirt)”を指し、ポルシェ・デザインとF.A.T.インターナショナルのつながりを示しているという。 ブラック・コーティングされた裏ブタにも、マンカイのアイコンが採用されており、“Chronograph 1 Utility Edition”の文字や限定番号とともにレーザー刻印されている。 搭載されるポルシェ・デザインWERK01.240 クロノグラフ・キャリバーはフライバック機能を備えており、1回の操作で素早いスタート、ストップ、リセットが可能。すべてのポルシェ・デザイン タイムピースと同様、このクロノグラフもCOSC仕様に妥協なく準拠しており、精度、機能、品質すべての点でハイレベルの基準を証明している。 ベルトは、ポルシェ スポーツカーの内装にも使用されているカーフスキンを用いたスレートグレイのベルトと、F.A.T.アイスレース開催地の座標を示すバッジが付いたホワイトのテキスタイルベルトが付属する。価格は253万円だ。 【問い合わせ先】 ドイツ時計 TEL.03-6277-4139
文◎Watch LIFE NEWS編集部