放っておけばカビ・ダニの温床に。梅雨入り前のおうちメンテナンス。
【エアコン|フィルター】自分でできる部分の掃除とメンテナンスは必須。
「エアコンは今や生活になくてはならない〝インフラ家電〟。本格稼働させる前に、異音はないか、風はちゃんと吹き出すかなどと運転チェックをしながら、自分でできる範囲の掃除とメンテナンスをしておくのが必須」。 掃除すべき箇所は、エアコン本体の前面パネルの内側にあるフィルターと、吹き出し口にある羽根。 「エアコン内部は故障の元になるので、自己流クリーニングはおすすめしません。プロに依頼の一択です」 \使ったのはコレ!/
中性洗剤と歯ブラシで汚れ落とし。
フィルターは、エアコン本体から取り出して掃除。「ここのほこりが内部のカビの原因になることも。浴室などに持ち込んで、中性洗剤と柔らかい歯ブラシを使って洗い流したら、日陰でしっかり乾かしましょう」。洗剤は中性タイプなら住居用のほか、キッチン用を使ってもOK。
羽根に黒い汚れがないかチェック。
吹き出し口にある羽根は、ウエスと消毒用エタノールで拭き取る。 「もし黒い汚れがあれば油煙かカビ。試運転で臭いがしたらカビが繁殖している場合が多いので、専門業者に掃除をしてもらうのがベター。目安として3年間掃除をしていない場合、かなり汚れている確率が高いです」
撮影・青木和義 イラストレーション・鈴木衣津子 文・小沢緑子
『クロワッサン』1118号より
クロワッサン オンライン