地震だ!その時とるべき“3つの行動”と最短とは限らない“避難ルート”のワケ【#防災】
ハッシュタグ(=#)を付けて青森の様々なモノ・場所・人を紹介する【#わっちタグ】です。今週は、青森県が設定した11月5日~24日までの『あおもり防災ウィーク』に合わせて『わっち!!』でも『防災ウィーク』と題してお伝えしています。そこで、【#防災】をテーマにこの機会に皆さんにも知ってほしい“防災の基礎”を新井宇輝アナウンサーが学びました。 【写真をみる】青森テレビ本社周辺の津波ハザードマップ
震度7の揺れを実況!のはずが…頭が真っ白に
新井宇輝アナウンサー 「“備えあれば憂いなし”。普段から災害に対してどのような心構えがあればいいのか、こちらで教えていただきます」 やってきたのは、青森市新城にある『青森県防災教育センター』。 災害時に自分の身を守るために大事なことを、子どもから大人まで楽しく学ぶことができる体験型の防災学習施設です。きょうは、どんな体験をさせていただけるのでしょうか?
青森県消防学校 田名部 尚 副校長 「『地震体験シミュレーション』です。こちらに見えている装置では、震度3から震度7までの揺れを体験することができます」 『地震体験シミュレーション』は、震度3~7までの揺れを体験できる装置。いかなる場合も、冷静に状況を伝えるのがアナウンサー。ということで、地震の揺れを体験して、実況でお伝えします。
新井宇輝アナウンサー 「ゆっくり動き出しました。いま、『震度5』ですね。目の前に震度計がありますが、『震度6』になりました。ちょっとずつ横に揺れてきましたよね。今度はちょっと縦に揺れてきて、隣の棚も落ちてきた。さあ、やばい!! 想像以上に揺れがすごくて、横じゃなくて縦にも揺れるんですよね。しがみつくのでいっぱい…ちょっと待って、強すぎる」 この時点で、揺れの大きさは『震度7』を示していました。
新井宇輝アナウンサー 「…頭が真っ白です。揺れが強すぎます。状況を冷静に伝えようとしましたが、混乱しすぎて何が何だかわからなかったです」 新井アナは、『震度7』の揺れを初めて体験しましたが、想像以上の強さ。国内で『震度7』の地震を観測したのは、1995年(平成7年)の『阪神淡路大震災』や、2011年(平成23年)の『東日本大震災』、そして2024年1月の『能登半島地震』を含め計7回。(※『震度7』が設定された1949年以降) 大きな地震はいつどこで起きるかわかりません。自分の大切な命を守るための正しい行動とは?
【関連記事】
- ◆大雨で道路冠水!車が水没…その時どうすれば?車を捨てる判断目安は「水位ひざ下の高さ=約30cm」
- ◆「防災は家から始まる」今からできる防災の知恵 簡単な手作り防災グッズ 防災士 吉田篤さん
- ◆津波の第一波到達までたった『6分』 17人が犠牲となった日本海中部地震から41年― 考える実効性のある訓練・万一の事態への備え
- ◆「歯ブラシでめたくそに刺した」同室の入院患者の喉元に『電気シェーバーの刃』を押し当て『歯ブラシ』をまぶたに突き立てた 58歳の男が殺人を犯した理由とは…
- ◆23年前―「いってらっしゃい」が8歳の次男との最後の会話に…「愛する家族を奪われるとどうなるのか―」交通事故で最愛の息子を亡くした母の『命の授業』