地震だ!その時とるべき“3つの行動”と最短とは限らない“避難ルート”のワケ【#防災】
津波が来る!!なぜ?避難ルート=最短距離とは限らないワケ
皆さんがお住まいの地域の【ハザードマップ】や【避難ルート】を確認することは、いざというときに身を守ることに直結します。解説していただくのは、“防災のプロ”青森県防災士会の事務局長を務める三浦一郎さん。青森市松森1丁目にある青森テレビ本社からの避難ルートを新井アナが教わります。まず確認するのは、青森テレビ周辺の【津波ハザードマップ】です。
『日本海溝モデル』と『入内断層モデル』の2種類が発行されているうち、今回は、陸奥湾沿岸で最大クラスの津波が予想される『日本海溝型地震』を想定した『日本海溝モデル』のハザードマップを見ていきます。 入社1年目の新井アナは、しっかり確認したのは初めてだといいます。マップの中で薄い黄色で示された部分は、津波が到達して浸水すると想定されているエリア『津波浸水想定区域』です。
新井宇輝アナウンサー 「津波が想定される範囲に入っちゃっているんですね。危ないところにあるんですね」 青森県防災士会 三浦一郎 事務局長 「(ハザードアップでは)実際に津波が来るまでは(地震が発生してから)約90分。あくまでこれは想定なので早くなる可能性もあるし、(海岸での最大の津波の高さ)5.4メートルってなってるけど、もっと高い津波が来るかもと考えていただければ」 近くに川が流れている青森テレビ。津波が予想される場合には、どこへ避難すればよいのでしょう? 青森県防災士会 三浦一郎 事務局長 「津波は川を遡上(そじょう)することがありますので、川から離れて、浸水想定区域外の『佃中学校』に向けて避難してみましょう」
避難の際、防災リュックは必需品。一般的に中身は水、食料、貴重品、携帯トイレ、救急グッズ、懐中電灯、携帯ラジオ、下着や衣類などを入れます。普段から薬を飲んでいる方は、お薬も忘れずに。 それでは、避難場所の『佃中学校』へ出発します。おや!?少し遠回りをしていますが、どういうことなのでしょう?
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