「斎藤派と反斎藤派でしこりがあるのは事実」と自民県議 “疑惑解明”と“県政の停滞解消”は進むのか
■非公開になったあいさつ回り「堂々とやったらいい」と鈴木哲夫氏
不信任を突きつけた議員と斎藤知事が対面しました。兵庫県議会はこれからどうなっていくのでしょうか。 【ジャーナリスト 鈴木哲夫さん】「気になったのは、今回対面の場にカメラを入れなかったでしょ。基本ですが、地方自治体というのは二元代表制です。知事も県民が直接選ぶけれども、議員の皆さんも県民が直接選んで、お互いにチェックアンドバランスでやってくださいということなんだから。 知事選で今回こういう(斎藤知事が当選する)結果になったけど、議員だってちゃんと県民の負託を受けて、チェックのためにいるわけだから、堂々と会って、堂々とやれることはやるし、対立もしますよと、そういうふうに堂々とやったらいい。 こうやって見せなかったりすると、何か気遣いながら、何かあるのかと思わせる。こういうところを透明にしようというのが、今回の最大のポイントだったんじゃないですか」 今後さまざまな疑惑の解明が、百条委員会で進められることになります。 【関西テレビ 加藤さゆり報道デスク】「私はきょう、兵庫県の自民党関係者に話を聞いてみたのですが、今回、斎藤さんに民意がきたわけですが、その民意があるからといって、百条委員会の結論がぶれることはあってはならないということは、念を押されていました」 疑惑の解明と、県政の停滞解消に、果たしてつながっていくのでしょうか。 (関西テレビ「newsランナー」 2024年11月20日放送)
関西テレビ
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