強烈寒気で都内でも氷点下 寒気で“スマホ冷え”に注意!バッテリー対策とNG行為は?【Nスタ解説】
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各地で今季最低の気温を記録した13日。東京・練馬でも氷点下となりました。寒くなると注意したいのが、バッテリーの持ちが悪くなってしまう“スマホ冷え”。どのように対策すればいいのでしょうか。(12月13日午後5時半ごろ放送) 【大雪・雨シミュレーション】猛烈寒気で日本海側は大雪か 西日本にも寒気 ■“スマホ冷え”で充電消耗…NG行為は? 日比麻音子キャスター: 寒い地域の取材に行くと、「もう充電がない」ということがよくあります。“スマホ冷え”にはどのように対策すれば良いのでしょうか。 スマホ修理などを行う「スマホスピタル」によると、ベストな温度は20~30度だということで、▼タオルやハンカチでくるむ、▼ポケットに入れるなど温めるという対策が良いといいます。 一方、NG行為は“カイロで温める”こと。「スマホスピタル」の担当者によると、「急激な温度変化にリチウムイオンは弱い。バッテリーが膨張し劣化の原因になる」ということでした。 東京大学准教授 斎藤幸平さん: 先日、ドイツでクリスマスマーケットに行きました。長時間、外で過ごしていたので電池が減ってしまいましたが、そういうこと(寒さなど)が影響していたのだと勉強になりました。 ■充電「残量20%で開始→80%で終了」がおすすめ 日比キャスター: 「スマホスピタル」によると、バッテリーの劣化に繋がる“天敵”は「高温・低温・充電」の3つがあるといいます。暑すぎても寒すぎても良くなく、充電もバッテリーに負荷がかかるということで、「なるべく充電しない」というのは、バッテリーの劣化を防ぐことにも繋がるそうです。 また、バッテリーの劣化を抑えるスマホの充電方法は、「ある程度残量が減ってから充電するのがベスト。一番悪いのが“過充電”」としています。 残量が20%ほどで充電を開始し、100%にせずに80%ほどで充電を終了するのが、おすすめだといいます。「iPhone」の場合、iOSによって異なりますが、充電の上限を80%に設定でき、過充電を防ぐ機能を搭載しているそうです。 やってしまいがちな充電方法はバッテリーの劣化を進めているのでしょうか。