大麻に似た指定薬物「HHC」含むたばこ状の植物片、販売目的で所持した疑い…福岡市の男2人逮捕
九州厚生局麻薬取締部などは18日、たばこ状の指定薬物を店頭で所持したとして、いずれも会社経営の福岡市早良区の男(38)、東区の男(37)を医薬品医療機器法違反容疑で逮捕した。 【写真】乾燥大麻
発表によると、2人は共謀し、昨年11月30日、福岡市博多区の店舗で、大麻に似た成分の指定薬物「HHC」(ヘキサヒドロカンナビノール)を含む植物片計3・224グラムを販売目的で所持した疑い。同部は認否を明らかにしていない。
植物片はたばこ状で、店頭やインターネットで売られ、同店は昨年11月、販売停止命令などを受けていた。しかし、今年6月、兵庫県の男性(20歳代)がネットで購入し、健康被害が出ていたという。
大麻に似た成分を巡っては昨年、大麻グミによる健康被害が相次ぎ、厚生労働省が複数の成分を指定薬物に追加している。