妻が節約のために毎日作ってくれるお弁当。ありがたいけど「ワンパターン」なのは我が家だけ…?
新年度が始まり、お弁当を作っている方もいるでしょう。手作りのお弁当は、手間がかかりますが食費の節約につながる可能性もあります。 そこで今回は、手作りのお弁当を作る際に重視していることやお弁当作りの悩みについて説明します。さらに、お弁当を手作りすることでどのくらい節約できるのかも併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
手作り弁当では「時短」「安さ」を重視している人が多い
株式会社ニチレイフーズが行った「全国お弁当事情に関する調査2024」によると、「手作り弁当で工夫していること」の上位は以下の通りです。 ・短時間で作れる:32.5% ・簡単に作れる:32.0% ・安く仕上げる:29.1% ・無理をしない範囲で作る:27.8% 短時間で簡単に安く仕上げることを意識しているようです。また「重要視していること」のアンケートでは、「短時間で作れる」が16.6%、「安く仕上げる」は16.9%と、ほぼ同程度の割合の回答が得られました。 こちらでも、同様に短時間で安く仕上げることを重要視していると考えられます。以上の結果から、お弁当作りのポイントは「時間をかけずに安くお弁当を作る」といえるでしょう。
半数以上が「ワンパターン」で悩んでいる
時短や節約に効果が期待できる手作り弁当ですが、人によっては悩みを抱えている方もいるようです。株式会社ベストアクティが行った「お弁当作りで悩んでいることについてのアンケート」について、表1にまとめました。
※株式会社ベストアクティ「お弁当作りで悩んでいることについてのアンケート」を基に筆者作成 「メニューがワンパターンであること」が半数近くとなっています。お弁当の見た目や彩りを気にしたり、栄養バランスを意識したメニューを考えたりすることが悩みのもとのようです。 時短で簡単に作れるものとなるとメニューが限られてしまい、飽きてしまうとの声も聞かれました。節約のためといえど、モチベーションが下がってしまってはお弁当作りを継続することが難しくなってしまうかもしれません。 ワンパターンを回避するには、以下の方法がおすすめです。 ・おにぎりは具材を変えたりまぜご飯にしたりしてバリエーションを増やす ・同じ食材でも味付けを変える ・同じ食材でも調理方法を変える 付け合わせの野菜を変えたり、味付けを変えたりするだけでもワンパターンにならず済むでしょう。同じ食材でも、ゆで・炒め・蒸しなど調理方法を変えるのも効果的です。