【福岡ボート・一般】篠原晟弥 7日間開催はプラスの要素
<4日・福岡ボート・2日目> ここからが勝負だ。篠原晟弥(24)=福岡・124期=は、1回走りだった2日目5Rで道中の接戦をさばいて3着を確保。フレッシュルーキーの先輩である竹下大樹相手に一歩も引かない見事なレースぶりで、初戦大敗でつまずいた悪い流れを好転させた。 【ボートレース2025年度SG、プレミアムGⅠなどの開催日程表】 ここまで未勝利とはいえ機力は好気配。勝手知ったる当地では調整も手の内に入れている。「行き足や伸びはいいし、足のつながりもいいからレースはしやすい」。2日目にして機力は早くも上位レベルに到達。反転攻勢に出る準備は整っている。 昨年で2年間務めたフレッシュルーキーを卒業。ただ卒業したからといって当地に対する思い入れは変わらない。「自分の中で福岡は一番頑張らないといけないレース場。フレッシュルーキーの時にできなかった初優勝やA1昇格を達成しないといけない」 3大特選での大活躍もその一つ。今まで一般戦やルーキーシリーズでの優出はあるが、3大特選での優出はゼロとあって今節に懸ける思いは強い。「初戦の6着は痛いけど、今節は7日間開催なのでまだ巻き返せるチャンスはある。ここからガンガン行くしかないですね」。このポジティブさは反転攻勢への重要な材料。持ち味のS速攻を武器に、イレギュラーの7日間開催をプラスの要素に転じさせてみせる。(森 大輔)