ガザ支援代替「組織多数存在」 法案非難受け報道官が反論
【エルサレム共同】イスラエル外務省の報道官は30日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の国内での活動を禁止する法案を国際社会が相次ぎ非難したのを受けX(旧ツイッター)で、パレスチナ自治区ガザでUNRWAの代わりとなる組織が多数存在すると反論した。 世界食糧計画(WFP)や国連児童基金(ユニセフ)などを例に「自由に活動できる国際機関があまたある」と強調。「ガザには確実に人道物資を搬入でき、イスラエルは国際法を順守できている」と主張した。 UNRWAは食料支援のほかに医療や教育も提供。ガザの戦闘では人口の9割に当たる190万人以上の避難民への支援活動で中核を担ってきた。