【中国】世界の2Qスマホ販売、シャオミが3位
調査会社カウンターポイント・リサーチが11日発表した世界の2024年第2四半期(4~6月)のスマートフォン販売シェアは、小米科技(シャオミ)が3位に入った。販売台数の伸びは上位陣で最大を記録した。 シャオミのシェアは14%で、前年同期から2ポイント拡大。販売台数は22%増えた。 中国勢は維沃移動通信(vivo、ビーボ)とOPPO広東移動通信(オッポ)がともに8%のシェア。ビーボのシェアは前年同期から横ばいで、販売台数は9%増加。オッポはシェアを2ポイント落とし、販売も16%減少した。華為技術(ファーウェイ)は上位5ブランドに入らなかったものの、シェアを広げた。 シェア首位は韓国サムスン電子の20%で、前年同期に比べ1ポイント下落。販売は5%増加した。2位は米アップルの16%。シェアを1ポイント落とし、販売は1%減った。 世界の第2四半期のスマホ販売台数は前年同期比で6%増加。3四半期連続のプラスで、伸び率は直近3年の最高となった。出荷台数は8%増の2億8,910万台。平均販売価格は同期の過去最高を更新したという。 ■折り畳みが今年1千万台超え 米調査会社IDCは11日、中国の24年の折り畳みスマホ出荷台数が前年同期比52.4%増の1,068万台になるとの予測を示した。今後も伸び続け、28年には1,700万台を超えるとみている。 中国市場で折り畳みスマホの需要が高まるとの見方で、世界シェアの4割前後を中国が握る状態になると予測した。 中国での折り畳みスマホはファーウェイを筆頭に中国メーカーが優勢。中国勢のシェアは24年上半期(1~6月)に9割以上を占め、ファーウェイのシェアは約43%だった。