家族旅行の旅費はお給料のアレで貯める!【貯めている人の家計管理をのぞいてみた】
仲が良い友達やママ友でも、なかなか聞きにくい家計事情。きちんと管理して貯めている人ばかりではなく、そもそも管理の仕方がわからないという人もいるでしょう。そこで今回は、インスタグラムでほったらかしでも貯められるコツを発信しているかなえさんに、家計管理の仕方をお聞きしました。 【画像で見る】夫婦で毎月一緒に家計簿をつける!かなえさんの家計管理 インスタグラマーかなえさんの場合 30代。夫と3歳の娘、1歳の息子の4人家族。共働きのため、基本は夫婦別会計にしながら、家賃や保育料など大きな金額のものは折半し、水道・光熱費や食費は支払いがどちらかに偏らないように分担。もともと浪費家ながら、結婚、出産でライフステージが変わったことをきっかけにお金の勉強を始め、ローンや奨学金を1年半で返済し、育児中でも年間の貯金は300万円。ほったらかしでも貯められるコツをインスタグラム(@kanae_money_)で公開中。 ■家計管理のキホン 1カ月の収支 世帯収入(手取り)...50万円(夫婦別会計) 家賃...11万円 水道・光熱費...1万7000円 食費...4万円 日用品費...0円(ポイント利用) 通信費...4400円 保険料...3000円 教育費...9万5000円(保育料込み) 医療費...1万円 お小遣い...6万円(夫、妻分) 貯蓄・投資 17万円 ■【Point1】夫婦で毎月一緒に家計簿をつける 夫婦別会計でも、お金のことはオープンに。 「月末に夫婦で収支を確認しています。口座をひもづけできる家計簿アプリも併用しながら、お互いの資産状況が分かるようスプレッドシートを活用。予算や支出の項目などわが家の形式で記入でき、共有もしやすいです」 ■【Point2】先取り貯蓄のほかに毎月の残業代を旅費として貯める! 毎月の給料が入ったら、口座から自動でiDeCoやNISAに。 「ものを買うより経験を大事にしているので、旅行にはお金をかけたくて。3カ月に1回は家族旅行をするため、日々は基本給のみでやりくり。残業代を貯めるようにしたら、仕事のモチベーションも上がります」 * * * 日々は基本給内でやりくりして、変動のある残業代を旅費として貯めているかなえさん。残業してへとへとになっても、「これで旅行に行ける」と思うとモチベーションが上がりますね! 撮影/三佐和隆士 イラスト/naohiga 編集協力/鈴出智里 文=徳永陽子