樋口黎、パリ五輪で目指すは「圧勝して金メダル」 開幕1か月前に決意
パリ五輪開幕まで、26日であと1か月となった。レスリング男子フリー57キロ級の樋口黎は、ミキハウスに所属する五輪代表選手らと都内で合同取材会に出席した。 樋口は2016年リオ五輪で銀メダルを獲得したが、東京五輪は出場を逃した。悔しさを糧にたどり着いた2大会ぶりの五輪へ「パリの抱負は2つ。一つは圧勝して金メダルを獲得すること。もう一つは夢や希望、感動であったり、しっかりとスポーツの力というものを皆さまに届けられるように頑張っていきたい」と力強く抱負を語った。 昨年1月に妻・優貴さんと結婚し、今年2月に長女が生まれた。家族が増えての五輪となるが、「いつも通りですね。何かプラスでもっと頑張ろうと思って空回って、怪我をするというようなこともない。本当に試合に勝つことだけに集中してできている」と気負いはない。これまで課題だった減量も「順調に絞れてきている」と自信を見せる。「圧勝」を掲げるパリ五輪へ、着々と調整を進めていく。
報知新聞社