「東京オートサロン2024」に参考出品されたコンセプトカーを市販化

セレナ ビームスエディション。ベース車両セレナ ハイウェイスターV／e-POWER ハイウェイスターが選べる。

2024年12月18日、日産自動車から、「BEAMS（ビームス）」が企画・デザインを担当した特別仕様車「ビームスエディション」が登場した。ユーザーがニーズに合わせて選択できるように、「ルークス」だけでなく、「サクラ」「デイズ」「ノート」「エクストレイル」「セレナ」の6車種に台数限定で設定されて販売される。 【写真はこちら】コンセプトカーのエッセンスを踏襲しながらも、機能性を確保（全18枚） 「BEAMS（ビームス）」はオリジナルのファッション、雑貨などを販売する日本のセレクトショップの草分け的存在。日産が創業以来掲げる「他のやらぬことを、やる」という精神と、新しいライフスタイルと生活文化の原動力になることを目指すビームスの価値観が合致し、異色のコラボレーションが実現した。 これにより誕生したのが2024年1月の「東京オートサロン2024」に参考出品されたコンセプトカー「ルークス ビームス カスタマイズコンセプト」だ。市販化の要望が多かったことを受け、今回、ニーズに合わせてモデルを選択できるよう、日産の最先端技術を搭載した6車種に設定されて登場した。 今回登場した特別仕様車「ビームスエディション」は、ビームスの“本当に良いものに裏表はない”という思想の下、裏返しにしたデニムを再現したシートカバー生地を採用するなど、コンセプトカーのエッセンスを踏襲しながらも、機能性を確保したデザインとしている。 また、ヴィンテージ・デニムの特徴である通称“赤耳”と呼ばれるほつれ止めをあしらったアクセントがシート座面に入れられ、ビームスのタグや大小のシートポケットなど、ジーンズのデザインがインテリアに組み込まれている。インテリアではそのほか、ハンドルとドア開口部の足下にビームスのロゴが配されている。 一方、エクステリアも独自のアレンジ。フロントグリルやドアミラー、アルミホイール、ボディサイド、フロアカーペットには、ひと目でビームスとわかるオレンジや、コンセプトカーのエッセンスであるデニムカラーのネイビーを基調としたさりげないアクセントも入る。 もちろん、各モデルの機能性をしっかりと確保し、デザインと調和するボディカラーをモデルごとに設定するなど、あらためて入念な作り込みも行われている。 「ビームスエディション」は、ベース車にビームスパッケージが追加された特別仕様車で、サクラX、デイズX、ルークスX、ノートX／X FOUR、エクストレイル X／X e-4ORECE、セレナ ハイウェイスターV、セレナ e-POWER ハイウェイスターVがベース車となる。 購入はWEBサイトhttps://www2.nissan.co.jp/SP/BEAMS/よりエントリー。なお、ビームスパッケージの単体販売はしていない。