30歳で目標にしていた「1000万円」の貯金達成! 父に報告したら「預けている銀行は分けているのか」と聞かれました。どういうことなんでしょうか?
資産運用への取り組み
インフレ傾向が加速するなか、預金を続けてもお金の価値が下がっていくことが懸念されます。そこで、手持ちのお金を増やすためにも「資産運用」を始めることをおすすめします。ただし、資産運用は基本的に元本保証されていません。そのため、緊急時に必要な数ヶ月分の生活費は確保しつつ、余ったお金で取り組むことがポイントとなります。 資産運用をスタートしたい人におすすめなのは「NISA(少額投資非課税制度)」です。NISAでは運用で得た利益は一定の制限のもとで非課税となるため、税金により利益が目減りすることなく資産運用ができます。 私的年金制度である「iDeCo(個人型確定拠出年金)」も、掛け金や運用益、給付の受領時に税制上の優遇措置が講じられている点がメリットです。各金融機関では相談窓口も設置されているため、まずはどのような運用方法があるのか調べて相談してみるとよいでしょう。
銀行を分けるだけでなく、資産運用も検討しよう
預金が1000万円を超えたら預金保険制度の対策として預金口座を分けておくことも重要ですが、将来に備えた資産運用も視野に入れておきましょう。税制上のメリットがあるNISAやiDeCoなどを活用することで税負担を減らすことができるため、ぜひ検討してみてください。 出典 マイボイスコム株式会社 銀行の使い分けに関するアンケート調査(第4回) マイボイスコム株式会社 銀行の使い分けに関するアンケート調査(第4回)(PR TIMES) 金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[総世帯]令和5年調査結果 各種分類別データ 統計表の番号4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)、統計表の番号6 種類別金融商品保有額(金融資産を保有していない世帯を含む) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部