オスカーW受賞 「日本男児として…」宮﨑駿監督の喜び方 「ゴジラ」監督は若手へエール どう評価?【#みんなのギモン】
■鈴木敏夫Pが会見で明かしたこと
富田解説委員 「受賞を受けて、鈴木敏夫プロデューサーが会見を行いました」 鈴木プロデューサー 「オスカー像ってね、1個もらえるじゃないですか。何個も注文すれば、お金を出せば作ってくれるんですよね。さっき3個注文しました」 「時の運だと思ってますから、こういう賞をいただけたのはね。その瞬間、やっぱり心の底からうれしかったですよね。宮﨑はさっき(電話で)しゃべってたんですけど、日本男児としてうれしい顔は見せちゃいけないって言いつつ、こぼれてたんですよね、喜びが」 富田解説委員 「注文したトロフィー3個は、宮﨑監督、鈴木プロデューサー、そして海外のスタジオ用だそうです」
■「タイタニック」と同じ視覚効果賞
富田解説委員 「『ゴジラ-1.0』は視覚効果賞を受賞しました。受賞後の山崎監督の手元には、オスカー像に襲いかかる金のゴジラがありました」 「この視覚効果賞は、コンピューターで映像を加工したり、合成したりする技術で、英語でビジュアル・エフェクト(VFX)と呼ばれています。現実では見られない世界を作り上げる技術を評価する賞ということです」 「この賞を受賞するのはアジア映画としては史上初。過去の受賞作品は『スター・ウォーズ』や『タイタニック』『アバター』など、映画の歴史を代表するような作品ばかりですよね」 刈川くるみキャスター 「どれも不朽の名作ですが、父がゴジラを大好きで、小さい頃にゴジラの人形でよく遊んでいた思い出があるんですよ。昔から愛されるゴジラが世界最高峰の賞をとるというのが、ものすごく嬉しくて感動しました」
■VFXの第一人者、山崎監督のスピーチ
富田解説委員 「そういう(歴史ある)作品をなお、新しく見せるというのがすごいところです。山崎監督はスピーチで『この場所から遠く離れた所でVFXを志しているみんな! ハリウッドが君たちにも挑戦権がある事を証明してくれたよ!』と、若手へメッセージを贈りました」 鈴江アナウンサー 「最高の舞台からのエールですよね。このエールを受けて、後に続いてもらいたいですね」