オスカーW受賞 「日本男児として…」宮﨑駿監督の喜び方 「ゴジラ」監督は若手へエール どう評価?【#みんなのギモン】
日テレNEWS NNN
日本時間11日に発表された米アカデミー賞。宮﨑駿監督の「君たちはどう生きるか」が日本アニメとして21年ぶりの長編アニメ映画賞に、山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」がアジア初の視覚効果賞に輝きました。評価されたポイントを映画ライターに聞きました。 そこで今回の#みんなのギモンでは、「オスカーW受賞 快挙のワケは」をテーマに、次の2つのポイントを中心に解説します。 ●「心底うれしい」 アジア初の偉業 ●評価されたポイントは?
■異例…日本からは3作品がノミネート
富田徹・日本テレビ解説委員 「日本映画が、アカデミー賞をW受賞したという快挙がありました。日本時間の11日朝、第96回アカデミー賞の授賞式が行われました」 「日本からは、宮﨑駿監督の『君たちはどう生きるか』、山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』、役所広司さんが主演を務める『PERFECT DAYS』がノミネートされていました。3作品がノミネートされる時点で異例だったんですが、さらにこのうち2作品が受賞しました」 鈴江奈々アナウンサー 「ジブリもゴジラも、私たち日本人にとってはとてもなじみのあるコンテンツですけれども、令和の時代に生み出されたこの2つの作品が受賞したというのは、本当に感慨深いです。特別な喜びですね」
■「千と千尋の神隠し」以来の栄誉
富田解説委員 「『君たちはどう生きるか』は、長編アニメ映画賞に輝きました。日本アニメとしては2003年の『千と千尋の神隠し』以来、21年ぶり2度目の快挙です」 「スタジオジブリの皆さんが発表を見守る様子の映像があります。数々の名作を手がけてきたジブリの皆さんですけれども、緊張感が漂っています。固唾をのんで見守っています。(発表されると)喜びを爆発させました。ジブリ好きの河出さん、どうでしょうか?」 河出奈都美アナウンサー 「速報を見た瞬間、大喜びをしましたよね。ジブリ作品全体を通して今、海外からの注目度がものすごく高まってきて、日本人として誇りに思いますし、改めて、作ったスタッフの皆さんに感謝ですね」