膠着が続く日本株市場で独歩高期待のニッチトップ3銘柄
四季報オンライン
2月3日の東京株式市場は、前日2日のアメリカ株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数が大幅高となったことを受け、IT関連など値がさハイテク株を中心に買いが先行した。日経平均株価は終値で前日比107円高の2万7509円と3営業日続伸したが、今夜発表されるアメリカの1月雇用統計を前にして、後場に入ると上値の重い展開となった。 来週(2月6~10日)の東京株式市場は、2022年10~12月期決算の発表が佳境を迎える中で、その内容を吟味しながら個別物色が活発化しそうだ。ただ、全体相場は日経平均が2万7500円を上回る水準で売り圧力が継続する可能性が高く、上値の重い推移が想定される。 一方、来週中に政府が日本銀行の次期正・副総裁人事案を明らかにした場合には、日銀の大規模金融緩和の修正に再び関心が集まる可能性もある。来週の日経平均の想定レンジは2万7000~2万7700円とする。
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冨田 康夫