53歳、思い切って東京のサロンに行ったら長年諦めていた「私にちょうど似合うヘアスタイル」が感動的に手に入った
日々が飛ぶように過ぎていく中、自分のあり方に漠然と迷う40代50代。まるでトンネルのように横たわる五里霧中ですが、そんな中「ほんのちょっとしたトライ」で自分のあり方を捉えなおすには、「最初の一歩」に何をしてみればいいのでしょうか。体験談をご紹介します。 マリコさん 53歳、主婦、山梨県在住。52歳の夫、中2の娘と3人暮らし。東京で出会ったご主人と38歳で結婚、転勤について移住。2年後の40歳で出産。TOP画像は特急に乗るときのお供2品。 【私を変える小さなトライ#4】前編
48歳、更年期の不調を抱えながら、特急に乗って実家の片づけに通う日々
こんにちは、アキコです。私からは「思い切って東京の美容院に行ってみた」お話をさせてください。 今から5年ほど前、母が介護施設に入り、東京・世田谷区の実家が空き家になりました。いま住んでいるのは新宿から特急で1時間半ほどの街で、月に1、2回ほど実家の片付けに通う日々。途中コロナで中断したのでそれほど進んでいないのですが、行きはとっても気が重く、でも行けば母とも会えるので楽しい、なんとも言えないタスクです。 なぜ気が重いのか? 片付けって体力勝負、行けば疲れますから、そんなに楽しい要素がないですよね(笑)。いつも数日前に行こうと決めるのですが、私はまだまだ更年期症状の出るお年頃なので、朝になったらしんどくて「やっぱりやめた」になることもあります。また、役所の書類を提出するのにがんばって平日に出向いて、提出だけで気力が尽き果てて何もできないこともあります。 交通費もバカにならないので、できれば出費半分で済む高速バスで行きたいのですが、渋滞してしまうと何時間かかるかわからず、渋滞情報を見てやっぱり今日はやめようと思うときもあります。 5年前に通い始めた時点では、このしんどいお出かけをなんとか楽しくしたいと、帰りにカフェ巡りをセットするなど工夫をしました。でも、更年期症状が進むとカフェインがつらくなってきてしまって。ついには楽しみを見つけられなくなってしまいました。