大谷翔平を支え続けたフリーマン「人生にはいつもネガティブなことがある」
NHKは29日、NHKスペシャル「メジャーリーガー大谷翔平2024試練と決断そして頂点へ」を放送。フレディ・フリーマン内野手(35)が、負傷しながら強行出場した大谷について語った。 【写真】フリーマンの妻「夢がかなったわ」長男と大谷翔平のツーショット フリーマン自身も右足首の捻挫と肋(ろく)軟骨の骨折を抱えながらの出場。ワールドシリーズ(WS)第2戦で左肩を負傷した大谷が、第3戦の試合前セレモニーで左肩に固定器具を付けて登場した。 フリーマンは「トレーニングルームから出てきた彼がここまで(顔の位置)まで腕を上げるのを見たとき、『脱臼したばかりなのになぜ腕をそこまで上げられるんだ?』と思った。そのとき彼の顔や態度に『出たい』という強い気持ちが表れていた」と、当時を振り返った。続けて「世界最高の選手がグラウンドに立ちたいという気持ちを持っている。そのとき魔法がかかる、それが大谷翔平だ」と語った。 大谷は本来のパフォーマンスに及ばない状態でもWSを完走。大谷が「水原騒動」で揺れていた時から支えてきたフリーマンは「人生にはいつもネガティブなことがあるが、そこからポジティブを生み出す努力をするんだ。みんなと一緒に、そして友人やチームメートとして作り上げたもの、それは永遠の絆だ。彼といると球場に来るのが楽しくなる」と、大谷がドジャースに加わっての1年を振り返った。