スカイラインの栄光と讃歌【4】V型エンジンへ変わったものの、いつの時代も愛されるスカイライン
シリーズ:スカイラインの栄光と讃歌【3】から続く 93年にはR33が登場。このスカイラインからはGTS系も3ナンバーのワイドボディを採用。エンジンも2.5ℓの直列6気筒が主役になる。GT-Rも走りの洗練度を高めた。ヒットしたR32を正常進化させたのが10代目のR34だ。GT-Rを含め、直列6気筒スカイラインの集大成であり、最後の作品となっている。 【画像20枚】直列6気筒エンジンからV型6気筒エンジンを積んだスカイラインへ 2001年夏、スカイラインはインフィニティの一員となり、伝統の直列6気筒とターボエンジンからの脱皮を図った。11代目のV35が積むのはVQ型のV型6気筒DOHCだ。06年にモデルチェンジした12代目のV36も、この延長線上にある。そして13年秋に登場した13代目のV37は、エポックを画したスポーツセダンである。スカイライン初のハイブリッド車で、速いだけでなく地球にも優しい。 いつの時代も、最高、最良のクルマ、安全で速いクルマを追い求めたのがスカイライン。そのために日本初、世界初の高度なメカニズムやアイテムを積極的に採用した。運転が楽しいだけでなく、そこに対話があるのもスカイラインの魅力のひとつだ。愛が感じられるクルマに仕立てられている。 初出:ハチマルヒーロー2017年1月号 vol.39 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部