金沢城公園で復元予定の二の丸御殿について、県は発掘調査の様子を報道陣に公開しました。 県は2020年から金沢城公園、二の丸御殿の発掘調査を進めてきました。31日はこの2年間の調査で新たに見つかった「くぐり抜け階段」などが紹介されました。くぐり抜け階段は、御殿の床下に備えつけられた半地下の通路で、江戸時代の後期に使われていたということです。 滝川重徳・石川県金沢城調査研究所副所長： 「史実が非常に大事である絵図や文献資料も大事ですが一番大事なのは現地に残された遺構。復元整備のために大切なこととさらに加えてもっと意義を深める肉付けをするような調査成果が得られたと思っている」 また馳知事は来年3月に二の丸御殿の復元工事を着工することを明らかにしました。