「綱渡りのエンドウ」リバプール専門メディア、MF遠藤航のカップ戦CB起用と頭を悩ませるある問題に注目「警戒の必要がある」
カラバオカップ(リーグ杯)準々決勝、サウサンプトン対リバプールが19日に行われる。過密日程に苦しんでいるリバプールは、怪我人に悩まされている状況だ。クラブ専門メディア『ROUSINGOFTHECOP』はサッカー日本代表ME遠藤航のカップ戦における起用方法と頭を悩ませるある問題について注目していた。 【写真】リバプール、最新年俸ランキング リバプールはDFイブラヒマ・コナテ、DFコナー・ブラッドリー、DFコスタス・ツィミカスが負傷で離脱中。また、フラム戦で退場となったDFアンドリュー・ロバートソンも負傷でカップ戦に出場できない可能性があり、チームを率いる主将のフィルジル・ファン・ダイクも「水曜日に何が起こるか見てみよう。監督が創造的な解決策を見つける必要があるかもしれない」と、コメントを残していた。 特に最終ラインの選手たちに負傷が重なっている緊急事態の中で、同メディアは遠藤が本職ではない最終ラインで起用される可能性もあることを指摘している。また、もう一つ遠藤に立ちはだかる問題としてイエローカードの累積について指摘していた。 「準決勝進出を目指すリバプールは、イエローカード1枚で(次の試合)出場停止処分になる可能性のある2人の選手を警戒しなければいけない。綱渡りの遠藤とクアンサー。守備陣が最大の問題であり、現在トップチームでプレーできる状態にある選手はわずか4人だけだ。クアンサーは警告を受けた場合、カップ戦の次のラウンドに出場できないことになる。遠藤も本来のポジションから外れてスタートすることになるかもしれない。DFでもMFでも間違いなくプレイすることになるだろうが、この選手もイエローカード1枚で次の試合出場停止になる選手の一人だ」 そして、「ここでのイエローカードはカラバオカップの試合にのみ適用されるのは朗報である」と述べた上で、「しかし、クアンサーと遠藤がイエローカードを受けないことが極めて重要だ。どちらの選手もレギュラーには入っていないが、カップ戦では重要な存在となっている。彼らが次の準決勝第1戦に出場停止となれば、リバプールは他の選手にさらなる負担がかかることになるだろう。特に遠藤は今季カップ戦でしかプレーしていないことを考えると、必要な出場時間を奪われることになる」と、サウサンプトン戦を警告も受けず「完封」で終える必要があると強調していた。
フットボールチャンネル編集部