「アサヒスーパードライ」がラグビーワールドカップのパートナー契約を延長。2029年までの3大会でオフィシャルビールに。
アサヒグループは「プリンシパルパートナー」としてラグビーワールドカップ(RWC)のグローバルパートナーシップを2029年大会まで延長することを10月9日に発表した。契約の主体はアサヒグループホールディングス株式会社傘下の欧州地域統括会社アサヒヨーロッパ&インターナショナルと国際統括団体ワールドラグビーの2者。今後開催するRWC2025女子イングランド大会、RWC2027男子オーストラリア大会、RWC2029女子オーストラリア大会の3大会でスーパードライがオフィシャルビールとなる。 アサヒGHD傘下のアサヒビール株式会社は、RWC2023フランス大会において「ワールドワイド・パートナー」契約をアジア企業で初めて締結し、スーパードライがオフィシャルビールとなった。権益として試合会場での広告掲出が可能となるが、フランスの法律によりアルコールの商品名の掲示ができないことから、同じフォントで「SUPER TRY」と表示された看板がタッチライン際に出されたことも話題となった。 アサヒビールは2021年8月からラグビー日本代表のオフィシャルスポンサーを務め、今年8月から9月にかけて開催された「パシフィックネーションズカップ 2024」においても特別協賛していた。 アサヒグループは1年後に開幕するRWC2025に関するプロモーション活動として、英国などでスーパードライとノンアルコールのスーパードライ0.0%限定デザインパック商品を販売し、観戦チケットのプレゼントキャンペーンなども展開する予定だという。また大会公式アプリで飲食店を検索できる機能を開発中で、RWC2023に引き続き大会公式ポッドキャストの冠スポンサーとなる。 アサヒヨーロッパ&インターナショナルのパオロ・ランザロッティCEOは、「ラグビーワールドカップという一大イベントはAsahi Super Dryブランドにとって最適なプラットフォームであり、これまで経験したことのないようなユニークな体験をファンの方々に提供できることを楽しみにしています」とコメントしている。