ソフトバンク前田純、2軍戦で8回途中4失点「粘れなかった部分が勝てない所かと感じた」 7月末に支配下入り
◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク0―6広島(8日、タマスタ筑後) ソフトバンクの前田純投手(24)が先発し、7回⅓を投げて8安打4失点だった。 ■ギータ打撃練習に超豪華メンバーが集結【動画】 初回1死、広島の内田湘大に142キロの真っすぐを左越え本塁打とされ先制を許した。「自分がチェンジアップのサインに首を振って真っすぐを投げたら振ってきた。低めだったけど」と振り返った。 2回以降は安打を許しながらも、緩急をつけながら要所を押さえて無失点。しかし、7回に2本の長短打で1点を失い、8回には四球と安打で1死一、二塁のピンチを招いたところで、津森宥紀に代わり降板した。「投げたかった」と強い悔しさも示した上で「だいぶんストライク先行で投げることができたけど、粘れなかった部分が勝てない所かと感じた」と収穫と反省を口にした。 7月末に支配下登録を勝ち取った時点はウエスタン・リーグ防御率1位。だが、それ以降、調子を少し落としていた。松山秀明2軍監督は「真っすぐの球速は別として、力が戻ってきた。ただ、浮いた変化球を結構捉えられているので、注意していかないと」と課題を示した。 この日は、広島ドラフト1位の常廣羽也斗=青山学院大=と投げ合い負けた。「(投げ合いは)楽しいけど、初回の1点は、こういう試合では大きい。先制点をいかに取られないようにするかを考えていきたい」と前を向いた。(浜口妙華) 【#OTTOホークスファーム情報】
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