仕事の遅い人が誤解している時間・タスク管理の方法
5. 非効率的なスケジュールを組む
日によって生産性が高くなったり低くなったりすることに気づいたことはありますか? それは、私たちのエネルギーレベルが日によって異なるからです。それどころか、人によっては1日の間にエネルギーレベルが変化します。 生産性の高い時間帯を考慮せずにスケジュールを組むと、もっとも重要なタスクが保留され、時間やエネルギーが足りなくなる可能性があります。 回避策: あなたは夜型ですか、それとも朝型ですか? 自分の働き方を見極めて、生産性が高くなる時間帯を見つけてください。もっとも生産性が高くなる時間帯がわかったら、それに合わせてプロジェクトのスケジュールを組みましょう。 もっとも生産性が高くなる時間をもっとも重要な(そして負荷の高い)タスクに割り当て、残りの執務時間には、メールの返信や会議の設定など、あまり重要ではない(あるいは負荷が小さい)タスクを割り当てるようにしましょう。 効率的なスケジュールを組むためのカレンダーアプリがいくつかあるので、自分のニーズに合うものを見つけてください。
6. スマホで気が散る
2020年6月にStatistaが行った調査で、自宅で仕事をしている人の53.7%が「スマホは気が散る最大の原因」と考えていることが明らかになりました。 仕事をしていて、突然、スマホが鳴り出したという経験はよくあるのではないでしょうか? 気が散ってしまい、スマホをチェックせざるを得なってしまいます。 クライアントからのメール、同僚からのメッセージ、FacebookやX(旧:Twitter)、Instagramからのランダムな通知などで気が散ると、仕事の時間のかなりの部分が損なわれてしまいます。 回避策: スケジュールを効果的に管理するに尽きます。 仕事、メールのチェック、遊びなど、時間枠を決めましょう。仕事の時間になったら、スマホを(機内モードにして)脇に置き、できれば別の部屋に置いて、仕事に取りかかりましょう。 気が散る最大の原因がなくなったことで、仕事に集中する確率が格段に上がり、楽に集中できるようになります。一つのタスクに全神経を集中させるので、ミスをする可能性も低くなり、効率的にタスクを片づけることができます。 スマホを機内モードにしてもうまくいかず、ついついSNSに目がいってしまい、スマホでメールをチェックしたり、ラップトップでFacebookのフィードを直接スクロールしたりしたくなったらどうすればいいのでしょうか? その場合は、Freedomアプリを使って、気が散る原因をなくし、先延ばしを克服し、より多くのことを達成できるようにしましょう。
正しい時間管理は能力を最大限に引き出す
時間管理はより多くの仕事をこなすためにするのに、時間管理の方法を考え過ぎて、何のために時間管理をするのかわからなくなりがちです。 毎日、複数の生産性向上アプリを使っても、こなせる仕事の量が増えなければ無意味です。 自分に合うものを見つけ、大局を見失うことなく、それを使い続けましょう。しかし、自分に合うものを見つけるには、自分の時間管理のニーズを理解することが重要です。 ──2023年1月30日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 訳: 春野ユリ Source: UCC. Statista
ライフハッカー・ジャパン編集部