古巣相手に天王山で敗戦直後、SWHレディース西宮・四井沙樹が“強がり”ではなく貫いた「楽しんだら、勝つ」という信念【インタビュー|女子Fリーグ】
初優勝してみんなでスペインへ?
──スペインから帰国後、7月に西宮へ加入しました。 SWHはパスで前進することが多く、人と人がつながるようなフットサルが魅力の一つです。個人の能力も大事ですが、私は全員で点を取ることが好きなので加入を決めました。 実際に今はすごくおもしろいし、楽しいです。入団させてもらえて良かったと思いますし、自分の決断は間違いではなかったと思っています。 ──四井選手は初めからつながるフットサルを志向していたんですか? フットサルを始めた頃はつながりというより、「よーいドン」で走って競るような選手でした(笑)。でもそればかりだと相手に対応されてしまうので、浦安時代に体の使い方やポジショニングを学びました。浦安で個人の能力を最大限発揮するフットサルを経験してプレースタイルも変わったと思います。 そうやってプレーを重ねていくなかで、人と人がつながってゴールに向かうフットサルが好きだと感じるようになり、徐々に自分の軸が定まったと思います。すべての経験が今に生きていると感じています。 ──ファイナルシーズンは、リーグ初優勝に向けてどんな意識で戦っていきますか? 「みんなで楽しく」という言葉だけでは少し浮ついた感じになりますが、「楽しんだら、勝つ」と、本気で思っています。チームメイトはみんな上手なので、気負いすぎずに自信をもってプレーすれば結果はついてきますし、「みんなで楽しもうぜ!」と思っています。上位リーグでも楽しんで、優勝したいです。 リーグ初制覇と全日本選手権優勝の2冠を達成したら、みんなでスペイン遠征に行くぜ!! クラブスタッフ だから、6人までね(笑)。 6人はいいんだ(笑)。これ、絶対に書いてくださいね(笑)。