「2024 SUPER GT Rd.8 MOTEGI GT 300km レース」au TOM’S GR Supraの坪井、山下組が気迫の走りでシリーズチャンピオンに王手!!!
今回のレースは1回の給油義務があり、1/3の周回が過ぎた22LAP目には、その時点で2位のNo.38、3位No.8の他、続々とピットに入る。また23LAP目には3位を走っていたNo.64やランキング3位だったNo,100STANLEY CIVIC TYPE R-GTもピットインを行った。そのNO.100のピット作業が早く、実質6位までポジションを上げる事に成功した。 トップを走るNo.36は24LAP目にピットインをするが、3番手を走行中のNo.64は何と12位まで後退してしまう。ピットインの作業はタイヤ交換だけではなく、時間を食う給油がある。給油の時間を稼ぐ為に序盤に燃費走行をして使用する燃料を少なくすることでピットで給油する量を減らす作戦がある。それによって順位を上げることができるのだ。 特にこのモビリティーリゾートもてぎはパッシングポイントが少ないサーキットであり、レース中に前車を追い越す事が難しいサーキットであるため、予選順位が非常に大事であると同時に、ピット作業の時間をいかに短縮するかがレースの結果を左右するのだ。
その後、またもやトヨタ勢のNo.19 WedsSport ADVAN GR Supraが突然のピットイン。No.37と同じエンジントラブルなのかガレージに頭から入り、リタイアとなった。その後の上位はこう着状態が続いていたが、45LAP目に#14ENEOS X PRIME GR Supraが6位を走っていたNo.100を抜きポジションアップする。 53LAP目にはNo.8がNo.38をパスする事に成功し2位に上がって来た。その後方ではNo.17 Astemo CIVIC TYPE R-GTがNo.3 Niterra MOTUL Zとの接触により、ダメージを受けたNo.17はレースを終えた。No.14ENEOS X PRIME GR Supraもリタイアとなった。
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