フェイスブック→LINEで1億6000万円もうかったはずが・・・東広島市の60代女性が3510万円被害 SNS型投資詐欺
広島県警東広島署は8日、東広島市内の60代の会社員女性が交流サイト(SNS)を使った「SNS型投資詐欺」で3510万円をだまし取られたと発表した。 【グラフで見る】SNS型投資詐欺の認知件数と被害額の推移 同署によると、女性は4月ごろ、投資の勉強目的をうたうフェイスブック上のグループで男性の名をかたる人物と知り合い、紹介されたLINE(ライン)上のトークグループに参加。そこで勧められた外国為替証拠金取引(FX)などができる投資アプリをダウンロードし、7月8日から19日までの間、6回にわたり投資資金の送り先として指定された口座に、スマートフォンなどから現金を振り込んだという。 アプリ上で約1億6千万円の利益が出たが、1500万円の追加投資を求められ、女性が断ると「利益を引き出せなくなる」などのメッセージが届き、同署に相談して詐欺と判明した。同署は「SNSだけでの投資話は注意が必要。一人で判断せず、身近な人に相談してほしい」とする。
中国新聞社