「知能テストを受けさせたら…」驚きの事実を知ったチャンカワイ「パズルは真ん中から作る」3歳児の子育てと夫婦で決めているルール
■学校にしか居場所がないと思ってほしくないから ── IQを維持するために、していることはなにかありますか? チャンさん:IQというのはなにもしないと、能力が少しずつ落ちていくようですね。今は算数の教室に通いながら、そろばんや図形の勉強をしています。僕から見たら難しい図形問題や計算問題もスラスラと解いていて…驚きます(笑)。娘の長所を理解しながら伸ばしてあげることが大切だと感じています。 ── ご本人はご自身のIQの高さには気づいているのでしょうか?
チャンさん:本人はまだ知らないし、わかっていないと思います。実はメンサ会員になったのも教室に通っているのも、お守りのようなもので。IQの高さなどに関係なく、どのように成長しても今後学校が嫌になることがあるかもしれない。そういうときに、学校にしか居場所がないとは思ってほしくはなくて。頼れる人や自分の理解者が学校以外にもいることが子どもにとって大切かなと思っています。 実は長女も次女も、赤ちゃんのころに「赤ちゃん研究員」という赤ちゃんの発達調査プロジェクトの研究員に登録しました。「赤ちゃん研究員」とは、赤ちゃんだけが参加できる研究で、赤ちゃんのメカニズムを研究したい人たちのお手伝いをした人にだけ与えられる称号です。世の中の役に立つ体験を赤ちゃんのころからさせたいと思い、参加しました。こういうふうに、子どもたちのお守りになるような経験や学校以外の居場所を、そのときどきで増やしています。
── チャンさん自身、ベビーマッサージインストラクター、ベビーヨガインストラクター、おもちゃインストラクター資格など、子どもに関わる資格をたくさんお持ちですね。 チャンさん:できるだけ育児に役立つことはしたいと、ベビーマッサージとベビーヨガは通信で取得しました。試したものの子どもがベビーオイルがお肌に合わないケースが多く、せっかく取得したのですが子育てにはあまり活かせませんでした。 ただ、おもちゃインストラクターは取ってよかったです。資格を取りにきていたのは幼稚園や保育園の先生が中心で、僕のように個人的に来ている人はいなかったのですが、これを学んだことで身近なものでおもちゃを作れるようになりました。たとえば市販されているようなおもちゃがない場所でも、新聞紙を使ったちょっとした遊びや牛乳パックでの工作ができます。新聞紙や牛乳パックなら分解して捨てるという片づけまでいっしょに行うことができるんです。知育について学べたことは、今になってよかったと思っています。