尹大統領支持率17.3%に急落 与党も現政権後の最低更新
【ソウル聯合ニュース】韓国世論調査会社のリアルメーターが9日に発表した調査結果によると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は前週から7.7ポイント下落した17.3%で、同社の調査で就任後初めて20%を割り込んだ。不支持率は8.2ポイント上昇した79.2%だった。 調査は5~6日に全国の18歳以上の1012人を対象に実施された。リアルメーターによると尹大統領が3日に「非常戒厳」を宣言して以降、支持率は5日に19.1%、6日に15.5%と下落を続けている。 なかでも中心的な支持層である60代・70歳以上と保守層、釜山・蔚山・慶尚南道地域で支持者離れが進んだ。 一方、政党支持率は保守系与党「国民の力」が前週調査から6.1ポイント下落の26.2%、革新系最大野党「共に民主党」は2.4ポイント上昇の47.6%だった。 国民の力の支持率は、10月第5週(29.4%)以来5週間ぶりに過去最低を更新した。 リアルメーターは「国民の力と共に民主党の支持率の差は21.4ポイントで、現政権発足後で最大になった」と説明した。 このほか「祖国革新党」は7.3%、「改革新党」は4.3%、「進歩党」は0.8%、支持政党がない無党派層は11.5%だった。
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