玉川徹氏 自転車に免許制導入主張し声荒らげる「教則本配ってる」識者指摘も「読みませんよぉ!」羽鳥注意「話進まないから」
テレビ朝日を定年退職した玉川徹氏が18日、コメンテーターを務める「羽鳥慎一 モーニングショー」に出演。自転車運転の免許制を主張し、識者とバトル。声を荒らげる場面があった。 この日は、自転車が歩道を走るために起きる、自転車と歩行者による事故が増えていることを特集。玉川氏は「歩道は原則、自転車禁止のルールにして、免許制にすべき」と主張した。 「子供は仕方がない。その代わり学校でルールを教えられる。大人はその場がない。だから免許制」と述べた。 しかし、解説に登場したNPO法人自転車活用推進研究会理事長の小林成基氏は「今後2年以内に青切符が切られる。反則金制度を入れて、守らないと損になる状況をつくれば、わかりやすくなる」と厳罰化することなどを説明。また「免許制には勘違いがある。車は免許があるけど事故や違反がある。免許制にすれば片付くというのは勘違いで、教育することが重要」と玉川氏の説を否定した。 玉川氏は「どうやって強制するんですか?教育を」と質問。「取り締まりを厳しくして、メッセージをちゃんと伝わるようにする」と答える小林氏に「どうやって?」と追及した。 小林氏は、自転車用の信号機などを提案しつつ、「世界中に免許制度を取っているところはないし、免許制度を維持するのに莫大な費用がかかる」などの理由から免許制に反対した。 それでも玉川氏は「いまは動力付き自転車も出てる。どうやって教習するんですか?無理ですよ。免許制度にしなきゃ絶対に強制できない」と再度、自説を述べた。 小林氏は「自転車を買うと色んなルールが書かれた本が付いてくる」と話すと、玉川氏は「読みませんよぉ!」と声を張り上げ、嘲笑。 羽鳥からは「読みませんよ、じゃなくて、それをちゃんと読むようにするべき」と注意されたが、「教習所に行って、更新の度に冊子渡されるけど、あれ、全部読んでいる人がどれくらいいますか?」と再び声を張り上げ、羽鳥からは「それ言ってたら話進まないから」と再度注意された。