長岡柚奈選手&森口澄士選手「(長岡選手は)恐怖心を乗り越えられそうな選手だと思った」 | フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋
ペアをはじめようと思ったきっかけ?
森口:木下アカデミーができた時に、濱田美栄先生(木下アカデミー・ゼネラルマネージャー)に「手足が長いね」とか「背筋が最初から伸びているからカップル競技をしたらいいんじゃないか」って勧めてもらいました。ちょうどその時に、僕の最初のパートナーだった櫛田育良ちゃんがパートナーを探していて、僕も練習させてもらうという形で一緒に練習してたら、すごいペアの魅力を教えてもらって、二人で作り上げていくリフトだったりが、すごい初心に返るというかそんな感じがして、ペアの魅力をどんどん感じて今になってます。
KENJI:ペアを始めたことで、改めてスケートの楽しさに気づいたんだね。真面目やな。
長岡:私は中学生くらいの時にスケート連盟の方に「ペアに興味ない?」っていう風に声をかけていただいて、それまでずっとシングルに夢中だったので、ペアのことは全然知らなかったんですけど、そうやって声をかけていただいてから、グランプリシリーズとかを見るようになって「こんなにすごいことをする人がいるんだな」って思うようになりました。そこからずっとペアをやりたいなって思ってたんですけど、トライアウトがコロナの影響で開かれなかったりしてずっと挑戦できていなかったんです。でも、昨年の4月にトライアウトがあることを教えていただいたので、それに参加してみようと思いました。
KENJI:俺がスケーティングを教えている頃からペアにはすごく興味があったんだね? 去年の5月にペアを結成することになったんですけど、二人はどういう経緯で組むことになったんですか?
森口:4月に日本スケート連盟さんが開催してくださったトライアルがあって、柚奈ちゃんはそれに参加していて、僕はお手伝いという形で参加していました。人数がすごく多くて、女の子が15人、男の子が5人もいて、さすがに手が足りないというのと、濱田先生に「お手伝いすることですごく基礎が学べるから学んできなさい」と言ってもらって、僕が上手くなるきっかけになるんじゃないかなと思って行ってみました。そしたら、ペアの才能を持っている柚奈ちゃんがそこにいて、ブルーノ(・マルコット)先生が「この選手はすごいよ」って(紹介してくれた)。「このトライアル中にリフトもいろいろさせてみよう」「手伝ってくれ」みたいな感じで言われました。
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