世界一背の高い女性と世界一背の低い女性、午後の紅茶に同席 ギネスの関連イベントで
(CNN) 世界一背の高い女性と世界一背の低い女性がこのほど、英ロンドンでアフタヌーン・ティーを共に楽しんだ。ギネス・ワールド・レコーズ(GWR)が関連するイベントで顔合わせが実現した。 【映像】世界一の身長差、女性2人がアフタヌーンティー GWRの20日の声明によると、身長215.16センチのルメイサ・ゲルギさんと身長62.8センチのジョティー・アムゲさんはロンドンのサボイ・ホテルで面会した。 身長差152.36センチの2人だが、ゲルギさんによるとメークやセルフケア、ジュエリー、ネイルが大好きという共通点があるという。 「身長差でアイコンタクトが難しいときもあったが、目が合う瞬間は素晴らしいものだった」(ゲルギさん) アムゲさんも、記録保持者同士の出会いは「とてもハッピー」だったと付け加えた。 トルコ出身でウェブデザイナーのゲルギさんは、2021年に 「世界一背の高い存命中の女性」としてギネスに認定された。高身長はウィーバー症候群と呼ばれる珍しい遺伝子疾患で引き起こされた骨の過成長によるもので、GWRによれば同疾患の診断を受けた人はゲルギさんでまだ27人目だという。 ゲルギさんはGWRのドキュメンタリーの仕事で米国を訪れたこともある。 アムゲさんはインド生まれの女優・メディア司会者。軟骨無形成症と呼ばれる骨系統の疾患を患っている。 軟骨無形成症は胎児として子宮にいる初期の段階に発症し、腕や脚になるはずの軟骨組織が影響を受ける。 その小さな体とは裏腹に、アムゲさんのソーシャルメディアでの存在感は絶大だ。また米国のテレビシリーズに女優として出演し、イタリアのテレビ番組にも複数回登場している。 ロンドンで2人に面会したGWRのクレイグ・グレンディ編集長は、記録を認定することについて「違いを祝福する」意味があると説明。 「2人の素晴らしい、象徴的な女性を引き合わせることで、彼女らはお互いの人生観を共有できる。我々もまたそれを共有する」。声明でグレンディ氏はそう述べた。 ゲルギさんとアムゲさんは、GWRの25年版に新たに新設された「GWRアイコンズ部門」に共に名を連ねている。