三連休は頭痛やめまいに注意 2日は関東~近畿で気圧低下の影響「大」 寒暖差も注意
三連休は台風21号から変わる温帯低気圧の影響で、全国的に気圧が乱高下するでしょう。特に2日は関東から近畿で気圧が急降下し、影響度が「大」となっています。気圧低下に伴う頭痛、首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧などにご注意ください。4日頃からは寒気の影響で北日本を中心に気温がグッと下がります。寒暖差にも注意が必要です。
今日30日は広く気圧上昇も 北陸や東北は影響度「大」
今日30日は、前線を伴った低気圧が本州の東へ離れ、大陸から高気圧が移動してきます。天気は回復に向かい、次第に晴れてくるでしょう。 このため、日中は九州から東北で気圧が上昇する見込みです。影響度は広く「中」となっており、北陸や東北では「大」の所が多くなっています。気圧が上がる場合にも症状の出ることがあります。気圧変化によって体調を崩しやすい方はご注意ください。北海道は別の低気圧が近づくため、気圧が下がるでしょう。 沖縄は本島地方で気圧が上がる所もあるものの、台風21号の接近に伴い、先島諸島を中心に気圧が下がりそうです。気圧低下に伴う頭痛、首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧などにご注意ください。
三連休は気圧が乱高下 寒暖差にも注意
明日31日は西から気圧が低下しはじめ、1日は全国的に気圧が下がるでしょう。 2日は台風21号から変わる温帯低気圧が本州を通過するため、広く気圧が低下し、近畿から関東は影響度が「大」の所が多くなっています。頭痛、首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧などにご注意ください。また、気圧の急な変化によって気持ちが落ち込みやすくなることがあります。 3日はいったん気圧の上がる所が多いですが、4日には北海道や東北で気圧が急激に下がり、影響度が「大」です。また、5日にかけて北日本を中心に寒気が流れ込むため、急に寒くなるでしょう。気圧だけでなく気温の変化(寒暖差)でも症状が出ることがあります。ご注意ください。
日本気象協会 本社 中川 裕美子