「指導する側と選手の距離感が非常に近い」巨人・橋上秀樹コーチ 秋季練習に合流
◇プロ野球・巨人 秋季練習(2日、ジャイアンツ球場) 1軍の作戦戦略を担当することになった橋上秀樹コーチがこの日、秋季練習に合流しました。あいにくの雨でしたが、室内練習場で高校の後輩である阿部慎之助監督と言葉を交わしたり、選手に話しかけたりする場面がありました。 【一覧】2025巨人のコーチングスタッフ 「時代なんでしょうけど、指導する側と選手の距離感が非常に近いなと感じましたね。お互いが笑顔の会話というのも、以前のジャイアンツではあんまりなかったので新鮮でしたね」と語った橋上コーチは11年ぶりの巨人復帰。とはいえ、今季オイシックスの監督を務めていたため、2軍で試合に出ていた選手は目にしてきたため「比較的いろいろ話しやすく感じました」と続けました。 「今の時代どうしても投手がいいから、なかなかまっすぐを待って変化球を打つのは難しい。昔のような待ち方で行っても軒並み数字が落ちると思う。そこでどういうふうに打者が生き残っていくかというと、打者ができるのは狙い球を絞って振るか振らないかですから。そこは打者の有利性を生かしたい」 ヤクルトで選手、コーチとして故・野村克也氏のもとでID野球を身につけた橋上コーチが、いまの巨人のメンバーの中でどんな化学反応を起こすのでしょうか。