定年退職した父が「老後の金が500万ほど足りない」と嘆いていました。定年退職後に「500万円」貯めるには、追加でどれだけ働く必要がありますか?
現在、定年退職した後も働き続ける人が増えています。働く理由は、社会とのつながりを持ち続けたい、生活資金を稼ぐため、趣味や娯楽にかかる費用を稼ぐためなど人それぞれです。中には、老後資金を追加するために働く人も見られます。 本記事では、定年退職後に500万円が必要な場合には、どのくらい働けばよいのか、時給換算で期間を算出します。定年退職後の働き方についても紹介しますので、働き続けたいと考えている方はぜひ参考にしてください。 ▼65歳から70歳まで「月8万円」をアルバイトで稼ぐと、年金はどれだけ増える?
時給別500万円稼ぐまでにかかる期間
まずは、500万円稼ぐまでにかかる期間を時給別に紹介します。日々の生活にかかる費用は年金でやりくりすることを想定し、追加で働いて稼いだ金額はすべて貯金に回すと仮定して計算します。 ■時給1200円で1日8時間働いた場合 時給1200円で1日8時間働いた場合にかかる期間を算出します。 1200円×8h=9600円/日 500万円÷9600円=約521日 500万円稼ぐためには、約521日働く必要があります。週5日間・1ヶ月で20日間働くとすると、約2年2ヶ月かかる計算です。 ■時給1200円で1日6時間働いた場合 時給1200円で1日6時間働いた場合にかかる期間を算出します。 1200円×6h=7200円/日 500万円÷ 7200円=約695日 500万円稼ぐためには、約695日働く必要があります。週5日間・1ヶ月で20日間働くとすると、約2年10ヶ月かかる計算です。 ■時給1000円で1日8時間働いた場合 時給1000円で1日8時間働いた場合にかかる期間を算出します。 1000円×8h=8000円/日 500万円÷8000円=625日 500万円稼ぐためには、約625日働く必要があります。週5日間・1ヶ月で20日間働くとすると、約2年7ヶ月かかる計算です。 ■時給1000円で1日6時間働いた場合 時給1000円で1日6時間働いた場合にかかる期間を算出します。 1000円×6h=6000円/日 500万円÷6000円=約834日 500万円稼ぐためには、約834日働く必要があります。週5日間・1ヶ月で20日間働くとすると、約3年5ヶ月かかる計算です。