児童が育てたコシヒカリで五平餅づくり 国際品評会での金賞受賞を受けて 岐阜県飛騨市の小学校
飛騨市の小学生が育てたコシヒカリが米の国際品評会で金賞を受賞したことを受け、この金賞米を使った五平餅づくりが飛騨市の小学校で行われました。 飛騨市の古川小学校では、5年生が米づくりを学んでいて、毎年この時期に収穫祭を開いておはぎや餅などにして味わっています。 今年は、米の品質と味を評価する「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」に出品したコシヒカリが小学生部門で金賞を受賞。 児童約70人が、金賞を受賞した米を使って、飛騨市河合町の伝統料理五平餅づくりに挑戦しました。 五平餅づくりは、市内でエゴマを栽培する岡崎賢一郎さんを講師に招いて行われました。児童らは炊き立ての米を「すりこ木」で念入りにつぶして丸め、串に刺して平たく形を整えてから白焼きにして、最後にエゴマダレを塗って焼き上げ、試食しました。 また、収穫祭には、米づくりを指導した田中一男さんが招かれ、児童らと一緒に受賞の喜びを分かち合っていました。
※児童 「金賞を取ったお米と エゴマが合ってとてもおいしい」 「おばあちゃんの五平餅と同じくらいおいしいです」