【GLADIATOR】バンタム級王座戦・竹本啓哉に竹中大地が挑戦。NavE欠場でオトゴンバートルが和田教良とノンタイトルで対戦
2024年7月7日(日)大阪・豊中市の176boxで開催される『GLADIATOR 027』の第1弾カードが発表。「GLADIATORバンタム級選手権試合」として、チャンピオン・竹本啓哉(ALIVE)に、竹中大地(パラエストラ和泉)が挑戦することが決定した。また「フライ級王座決定戦」が、NavEの負傷が完治せず、再度延期に。NavEと対戦予定だったオトゴンバートル・ボルドバートル(モンゴル)が、ノンタイトル戦で和田教良(ガイオジム)と対戦する。 【写真】5月大会でデッチプールを得意の横三角絞めに極めた竹本 ▼GLADIATORバンタム級タイトルマッチ 5分3R 竹本啓哉(ALIVE)第5代&第8代GLADIATORバンタム級王者 竹中大地(パラエストラ和泉)挑戦者・修斗 第5代環太平洋フェザー級王者 2023年9月にテムーレン・アルギルマーをスプリット判定で下し、王座に返り咲いた竹本。2024年2月の配信大会『Gladiator Challenger Series01』で「Progressフォークスタイルグラップリング・フェザー級王座決定戦」として竹内稔と戦いアナコンダチョークで一本負けも、5月『GLADIATOR026』でタイのデッチプールを得意の横三角絞めで1R 一本勝ち。MMAでは5連勝中だ。 その際、RIZINや海外への挑戦を口にしていた竹本だが、その真意は常に「強い選手との対戦」を求めており、今回、チャンピオンが求める猛者が挑戦者として竹本の前に立ち塞がることになった。 ◆竹本啓哉(GLADIATORバンタム級王者) 「いつも応援・協力してくださる皆様、試合を組んでくださるGLADIATOR関係者の皆様、そして、竹中選手ありがとうございます。誇張抜きで今までで最高の対戦相手です。自分史上最高の状態で臨めるよう備えていきます」 対する竹中は、修斗からONE Championshipで活躍し、2023年12月大会でテムーレンを相手にGLADIATOR初陣を戦い、1R 4分27秒、リアネイキドチョークで一本勝ちして以来、7カ月振りの参戦がバンタム級王座挑戦となる。 。 ◆竹中大地(GLADIATORバンタム級王座挑戦者) 「今すごく格闘技が楽しくてしょうがないです。心も体も調子が良いので、試合当日は最高のパフォーマンスができると思います。7月7日楽しみにしていてください」 テムーレンを軸に考えると、王者の竹本はスプリット判定勝ち。挑戦者の竹中は初回で一本勝ちという結果になるが、三段論法的に竹中有利とならないのがMMA。 相手の間合いに入らず、打ち合わない打撃からのエントリーで組んでバック奪取&コントロールの竹本のグラップリングと、左ミドルでダメージを与えてからの組みで一気のバック奪取と即フィニッシュ狙いという竹中のMMAの、どちらが自らのファイトを貫き、相手の攻撃への耐久力を持つのか。興味深いタイトル戦となる。 ▼GLADIATORフライ級 5分3R 和田教良(ガイオジム) オトゴンバートル・ボルドバートル(モンゴル/Shandas MMA Fitness Center) また、5月大会で実施予定も延期発表となっていた「GLADIATORフライ級王座決定トーナメント決勝=王座決定戦」のオトゴンバートル・ボルドバートルとNavEの一戦が、NevE選手のヒザの負傷が癒えず、7月大会にも間に合わず。10月大会へと再度の延期が決定した。 5月に続き、オトコンバートルの試合が流れることを阻止すべく対戦相手を探していたところ、和田がこの強豪ファイターとの対戦を承諾。 和田は「フライ級王座決定トーナメント」本命と見られていたチェ・ドンフン(『ROAD TO UFC 2024』参戦中)と2月に対戦し、三日月蹴りからパウンドアウトで敗れた。あの敗戦から再起を図っているところで、オトコンバートルという難敵とのワンマッチ戦を受けて立つことになった。 2試合連続のアジアの強豪との戦いというオファーを受けて立つ和田の漢気、まだまだ未知のモンゴルの新鋭との対戦はフライ級戦線にどのような影響を与えるのか。 ◆和田教良 「かなり強い相手。下馬評を覆せるよう負ける覚悟を持って勝ちに行きます!! 応援よろしくお願いします!」 ◆オトゴンバートル・ボルドバートル 「3月大会が終わった直後から次の試合に向けて練習を重ねてきていますが、決勝戦が10月大会まで延期されたことは残念に思っています。しかし、GLADIATORが7月大会でワンマッチを組んでくれたのでとても感謝しています。また和田選手も試合を受けてくれてありがとうございます。7月7日は良い試合になるよう頑張ります」
【関連記事】
- 【RTU】河名マストが死闘制しシエ・ビンと対戦へ「UFCとの契約はマスト」、原口伸の相手は安藤達也に判定勝ちしたズー・カンジエに。女子ストロー級2回戦は本野美樹vs.シャオツァの再戦
- 【GLADIATOR】松嶋こよみが電撃参戦、7月12日のチャレンジシリーズに出場「ここからLFA、そして、最後には──」
- 【GLADIATOR】山上幹臣が今井健斗に3R TKOで敗れる、木村柊也&南友之輔が初回TKO勝ち
- 【RIZIN】平本蓮がリングイン、朝倉未来戦に「凄い試合内容が面白いことになる。ボコボコにします」、朝倉未来「平本なんかと戦っている場合じゃない」
- 【RIZIN】堀口恭司「自分は(UFC二階級でも)行けると思っています」×セルジオ・ペティス「1勝1敗だ。3戦目は5Rで」